直近10年で海外渡航した日本人は約4人に1人
まず、「過去10年以内に海外へ渡航したことがあるか」という質問に対し、「はい」と回答した人は25.8%にとどまりました。これは約4人に1人が直近10年以内に海外渡航を経験していることを示しています。

一方で、「いいえ」と回答した人は74.2%と全体の約7割を占めており、海外渡航は身近になりつつあるものの、依然として多くの人にとっては特別な体験である実態がうかがえます。この後の設問については、過去10年以内に海外へ渡航したと回答した2,577名を対象に実施されています。
人気の渡航先は「韓国」「アメリカ」「台湾」、目的は「観光・レジャー」が8割超
過去10年以内に渡航した国について尋ねたところ、最も多かったのは「韓国」(30.6%)でした。次いで「アメリカ」(29.0%)、「台湾」(27.0%)、「ハワイ」(26.2%)と続き、比較的渡航しやすい国・地域が上位を占める結果となっています。

アジア圏や北米といった定番の渡航先が多い一方で、ヨーロッパ、オセアニア、南米、中東などへの渡航経験がある人も一定数存在しており、渡航先は特定の地域に偏っていないことが分かります。距離やアクセスのしやすさが渡航先選択に影響している一方で、旅行スタイルや関心に応じて多様な地域が選ばれている実態がうかがえます。
海外渡航の目的については、「観光・レジャー」が81.7%と圧倒的多数を占めました。休暇や余暇を活用した海外旅行が主流となっている様子がうかがえます。

出張や留学・ワーキングホリデー、家族・親族訪問などの回答も一定数見られ、海外渡航は観光に限らず、仕事や学び、家族との関わりなど、ライフステージに応じて幅広く行われていることが明らかになりました。
海外旅行中の困りごと、「言葉」が最多、「通信」「支払い」も上位に
海外旅行中に困ったことについて尋ねたところ、「言葉」と回答した人が43.0%と最も多く、依然として言語面で不安を感じる人が多い結果となりました。

また、「通信(ネットが遅い/つながらない)」(17.9%)と回答した人も一定数存在し、情報収集や連絡手段の確保に課題を感じている人が少なくないことが浮き彫りになりました。その他、「道順(地図)」(26.0%)、「治安・トラブル」(22.9%)、「支払い(現金/カード/チップ)」(23.5%)も上位に挙げられています。
この調査結果から、海外旅行に対して漠然とした不安を抱いている人は多いものの、その背景には言語、支払い、通信環境といった複数の要因が重なっている実態が明らかになりました。渡航目的の多様化が進む中で、渡航先の環境や制度の違いに対する事前準備や情報収集の重要性は依然として高く、こうした備えが旅行中の安心感や満足度を左右する要素になっていると考えられます。
海外渡航時のネット環境は「レンタルWiFi」が最多、多様な手段が使い分けられる
海外渡航時のインターネット環境について尋ねたところ、「レンタルWiFi」を利用した人が34.7%と最も多い結果となりました。

一方で、「キャリアの海外ローミング」(16.0%)、「eSIM」(13.4%)、「ホテル・公共WiFi」(11.2%)、「現地SIM」(10.4%)など、通信手段は複数に分散しており、一つの方法に集約されていない実態が見えてきます。また、「特に確保しなかった」と回答した人も14.1%存在し、渡航スタイルによって対応が分かれている様子がうかがえます。
この調査から、海外渡航時の通信手段については、安定性や分かりやすさを重視してレンタルWiFiを選択する人が多い一方で、利便性やコスト、手軽さを重視し、eSIMや海外ローミングを利用する層も増加していることが明らかになりました。
海外旅行中に通信環境の不便さを感じた人が一定数存在していることを踏まえると、渡航前に自身の旅行スタイルや利用シーンに応じた通信手段を選択する重要性は、今後さらに高まっていくでしょう。
まとめ:海外渡航を快適にするための「言語・通信・支払い」対策
今回の調査により、海外渡航は多くの人にとって身近な行動として定着している一方で、現地では「言葉」「通信」「支払い」といった、日本とは異なる環境に起因する不安や不便を感じている人が少なくないことが明らかになりました。
特に通信環境については、レンタルWiFiをはじめ、eSIMや海外ローミング、ホテル・公共WiFiなど、複数の手段が使い分けられており、渡航者が利便性だけでなく、安心感や確実性を重視して選択している実態がうかがえます。
海外渡航がより身近になる中で、「行けるかどうか」だけでなく、「現地で安心して過ごせるか」という視点は、今後さらに重要性を増していくと考えられます。通信環境を含めた事前準備や情報提供の充実が、海外旅行の満足度や安全性を左右する鍵となりそうです。
海外渡航を検討する際は、これらの課題を事前に把握し、自身の旅行スタイルに合った通信手段を選ぶことが、快適な旅を実現するための重要なステップとなるでしょう。
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