SwitchBotがCES 2026で「Smart Home 2.0」を発表!家事を変えるヒューマノイドから思考を整理するウェアラブルまで次世代AIプロダクトを初公開

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SwitchBotが描く「Smart Home 2.0」の未来

2026年1月6日から9日まで米国ラスベガスで開催された「CES 2026」において、IoT・スマートホーム事業を手掛けるSwitchBotは、新たなビジョン「Smart Home 2.0」を発表しました。2022年11月 家電Biz調べによると、IoTデバイスNo.1ブランドと評価されるSwitchBotは、従来の「操作に反応するだけ」のスマートホームから一歩進み、AIが暮らしの状況や文脈を理解し、先を読み、行動までを担う世界を目指しています。

CES 2026ブースの様子

この「Smart Home 2.0」をテーマに掲げたブースでは、AIが「日常・仕事・居住空間」に溶け込むSwitchBotの新たな世界観を体現する多種多様な新製品が初公開され、注目を集めました。

CES 2026会場で注目を集めた展示内容

ロボティクス×AI:エンボディドAIの具現化

SwitchBotは、「エンボディドAI(身体性を持つAI)」を具現化したプロダクトとして、ヒューマノイドロボットとテニスロボットを出展しました。AIがデジタルの世界を飛び出し、現実空間で物理的に機能する、新しい日常の幕開けを提示しています。

ヒューマノイドロボット「onero(ワンロ) H1」

「onero H1」は、衣類を片付けたり、食器を下げたり、ドアを開けたりといった、これまで人の手でしか行えなかった非定型な家事を自律的に遂行するAIロボットです。特定の家電やデバイスの代替ではなく、「家事そのもの」からの解放を目指しています。全身22の自由度(22DoF)と、視覚・聴覚・深度・触覚を統合処理する「Omni Sense VLA」により、物体の位置や形状、向き、接触状態を統合的に理解し、人の手のような繊細な判断と動作を可能にします。

ヒューマノイドロボット onero H1

既存のSwitchBotエコシステムと連携することで、ロボット掃除機が床を清掃する間にテーブルの上を片付けるなど、タスク特化型ロボットと役割を分けながら家事全体を効率的に進めることが期待されます。AIが環境を学習し、日ごとに動作が洗練されていくことで、ユーザーの暮らしに余白と自由をもたらすパートナーとなるでしょう。最も手が届きやすい家庭用AIロボットとして、提供が予定されています。

onero H1が家事を行う様子

テニスロボット「Acemate」

スポーツ領域に特化したロボティクスとして登場した「Acemate」は、高性能AIがボールを正確に捕捉し、人間と対峙しているかのような実戦的なラリーを実現します。ビギナーの練習相手から上級者のトレーニングパートナーまで幅広く対応し、AIによる認識・判断・動作制御を競技体験へと落とし込み、人とAIが共に成長する新しいトレーニングの形を提示しています。設置場所の確保や屋外での利用における耐久性、メンテナンスなどが考慮点となるでしょう。

テニスロボット Acemate

暮らしとAIの融合:日常を変える新プロダクト

SwitchBotは、家庭用ロボットだけでなく、パートナーロボットやウェアラブルAIデバイス、スマートディスプレイなど、日々の暮らしに溶け込むAIプロダクトも発表しました。

KATAフレンズ(パートナーロボット)

「かしこさの先に、ぬくもりを」をコンセプトに開発された「KATAフレンズ」は、本体内で動作する独自のオンデバイスLLM(大規模言語モデル)を搭載したパートナーロボットです。ことばや感情を理解しながら、共に過ごす時間の中で育っていく点が特徴です。あらかじめプログラムされた反応を繰り返すのではなく、家族との日々の会話やふれあいを記憶し、その家ならではのふるまいが形づくられていきます。オンデバイスLLMで動作するため、屋外や旅先などネット接続がない環境でも、ふれあいが途切れることはありません。朝は時間になると起こしに来たり、帰宅を玄関まで出迎えたり、自分の言葉で日記を綴ったりと、感情を分かち合う「次世代のパートナー」として期待されます。

KATAフレンズ

CES 2026のKATAフレンズブース

AIマインドクリップ(AIボイスレコーダー)

ウェアラブルAIデバイスとして登場した「AIマインドクリップ」は、18gの軽さと18時間のスタミナで一日中ユーザーと共にある「Always-on(常時動作)」のAIアシスタントです。会議や日常会話、ふとした独り言までを、検索可能なユーザー専用の「データベース」へと昇華させます。情報を構造化し、ToDoや要約としてわかりやすく提示するだけでなく、「Ask AI」機能では過去の記録からヒントを提示したり、重要なイベントを優先度順に回答したりと、思考を整理し広げていく「第二の知性」として機能します。常時記録されることへのプライバシー意識や、バッテリー持続時間と機能のバランスが重要になります。

AIマインドクリップ

スマートデイリーステーション

7.5インチの電子ペーパーディスプレイを採用した「スマートデイリーステーション」は、情報の「見せ方」にこだわり抜いた一台です。気温や風向、空気質などの詳細な気象情報や内蔵センサーによる温湿度の表示に加え、Google・iCloud・Outlook・Yahooカレンダーと連携し、予定と必要な情報をひとつの画面にまとめて表示します。AIが気象データとスケジュールを統合し、その日の行動判断をサポートすることで、朝の身支度から一日の判断までを迷わせない「暮らしのアシスタント」となるでしょう。2つのシーンボタンを搭載し、ハブ製品(別売)と連携すれば、お出かけ前や帰宅時の家電やSwitchBotデバイスの一括操作も可能です。

スマートデイリーステーション

OBBOTO(球体ピクセルライト)

AIとモーションセンサーを搭載した球体ピクセルライト「OBBOTO」は、LEDで描くピクセルアートが「ニッコリ」と笑ったり、「ウィンク」したりと、デジタルながら人懐っこい表情で暮らしにやさしさを灯します。時間や天気の表示はもちろん、太陽光を再現した「サンライズアラーム」や、ホワイトノイズで入眠を促す「入眠モード」で生活リズムのサポートも行います。無機質になりがちなデスクワークに、彩りとリズムをもたらす「光の相棒」として、仕事のモチベーション維持やリラックス効果に貢献するでしょう。

OBBOTO

今後の展望とSwitchBotのミッション

CES 2026での展示を通じ、SwitchBotは「IoTデバイスメーカー」の枠を超え、「AIロボティクス企業」へとその領域を拡張しました。今回発表された製品群は、日本国内での発売も順次予定されています。オンデバイスAIとロボティクス技術を掛け合わせ、日本の住環境やライフスタイルに最適化された形で提供できるよう、開発が加速される見込みです。

CES 2026のSwitchBotブース

SwitchBotは、「技術革新を通じて、家庭における人々の生活を、より豊かに、より快適にすること」をミッションに掲げています。ロボットが日々の身体的・精神的な負担を肩代わりする社会の実現を目指し、人の時間と心に「ゆとり」を創出し、本来大切にすべき人間らしい活動や日々の楽しみ・感動に没頭できる毎日をテクノロジーで支えるべく、以下の3つのブランドを展開しています。

  • SwitchBot:家庭向けエンボディドAI・スマートホームロボット

  • Acemate:スポーツ領域特化型ロボティクス

  • ONERO:ヒューマノイドロボットおよびAIコア技術の開発

関連情報

公式サイト:
https://www.switchbot.jp

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