冬の睡眠を妨げる要因とは?
寝付けない主な理由
調査によると、寝付けない理由として最も多かったのは「寒さ」(39%)でした。次いで「寝具との相性」(20%)、「乾燥」(19%)が挙げられ、冬特有の寒さや乾燥が睡眠の質に大きく影響していることがうかがえます。


エアコン暖房を使わない理由
一方で、冬の睡眠時にエアコン暖房を「使用していない」と回答した人は68%に達しました。その理由としては「乾燥すると思う」(53%)、「電気代が気になる」(45%)が上位を占めています。

冬の寝室で不快に感じることも多く、「乾燥する」(32%)、「足元だけ冷える」(26%)、「朝、部屋が冷え切っている」(25%)などが挙げられています。

寝具の好みと実態
寝具については、60%が「2枚重ね」を使用し、18%が3枚以上重ねていることがわかりました。重ねる理由の80%が「暖かいから」ですが、「なんとなく習慣だから」という回答も24%ありました。重さに関しては、「軽いほうが好き」が45%と、「重いほうが好き」(21%)を大きく上回っています。

寝間着の素材では「綿(コットン)」(32%)が最も多く、次いで「フリース」(20%)となっていますが、27%は「特に気にしていない」と回答しています。

パナソニック エアーマイスターが教える冬の快眠環境の整え方
パナソニック エアーマイスターの福田風子氏が、これらの調査結果を踏まえ、快適な冬の快眠環境を整えるための具体的な方法を解説します。
冬の寝具選びのポイント
冬は寒さ対策で布団を重ねがちですが、必要以上に重ねると寝返りがしにくくなり、睡眠の質が低下する可能性があります。寒さ対策は「布団を重くする」のではなく、寝具と室温のバランスが重要です。
快適な寝床内環境の目安は、温度32~34℃、湿度50%前後とされています。寝具は保温性と通気性のバランスが取れた、綿などの吸湿性が高く肌触りの良い自然素材がおすすめです。寝間着も同様に、通気性の良い綿素材を選ぶと快適です。フリースなどの化学繊維は部屋着としては便利ですが、寝汗がこもりやすいため寝間着には不向きとされています。
エアコン暖房を上手に活用する

室温と湿度の管理
寝室の室温は15℃〜20℃、湿度は50%〜60%を保つようにしましょう。温湿度計で確認しながら、エアコン設定温度18℃前後を目安に調整するのがおすすめです。暖房使用時は部屋が乾燥しやすいため、加湿器と併用して湿度を調整することが重要です。
就寝前のひと工夫
寝床に入る20分から30分前に布団をめくって寝具を暖めておくと、冷たい布団で体が冷えるのを防ぎ、寝つきが良くなります。
風量・風向き・設定温度
睡眠時にエアコンの運転音が気になる場合は、静音モードや弱風モードを利用しましょう。暖房時の風向きは下向きが基本ですが、体に風が当たって不快な場合は水平や上向きでも構いません。深夜から明け方の冷え込みに備え、設定温度は控えめにするのが賢明です。
エアコン暖房、つけっぱなしの電気代は?
「電気代が気になる」という理由でエアコン暖房を避ける方も多いですが、パナソニックの調査によると、エアコン暖房を一晩(8時間)つけっぱなしで使用した場合の電気代は、外気温により差があるものの、約21円〜90円という結果が出ています。例えば、東京の1月〜2月の夜間の気温であれば、一晩つけっぱなしの電気代は約62円となる見込みです。

それでも電気代が気になる場合は、就寝前に寝室を暖めてからオフにし、起床時間の1時間前くらいにオンになるようにタイマーを設定すると、部屋が暖まって布団から出やすくなります。
エアコン以外の快眠環境づくり
快眠環境づくりには「温湿度」「音」「光」の3つの要素が大切です。
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温湿度(体温調整・入浴習慣など)
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過剰な厚着は避け、吸水性・吸湿性の良いやわらかい素材の寝間着を選びましょう。
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靴下は朝まで履きっぱなしにせず、足の熱が逃げやすい状態を保つことが推奨されます。
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就寝90分前にぬるめのお風呂にゆっくりつかるのが理想です。入浴で一時的に体温を上げることで、その後体温が下がる際に自然な眠気が訪れます。
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音
- 睡眠中に40デシベル以上の音が持続的に聞こえると、眠りが浅くなる可能性があります。厚手のカーテンや内窓の導入で対策しましょう。
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光
- 寝室の照明は暖色系に切り替え、眠る前は薄暗い部屋でリラックスして過ごしましょう。寝床につく30分前からはスマートフォンの画面を見るのを避けることが大切です。
よくある誤解
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寝る直前の食事、飲酒は避ける
- 胃腸に負担がかかり、体温上昇で寝つきが悪くなるため、寝る直前の食事は避けましょう。飲酒も睡眠の質を低下させ、中途覚醒の原因となることがあります。
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寝る前はコップ1杯ほどの水分摂取を
- 睡眠中は汗をかくため、寝る前にコップ1杯ほどの水分摂取が推奨されます。
寝室にもおすすめの機能を搭載:パナソニック エオリア(EXシリーズ)
パナソニックのエアコン「エオリア」(EXシリーズ)は、寝室での使用にも適した機能を搭載しています。
自動でフィルターをきれいにする「フィルターお掃除ロボット」

エオリアEXシリーズに搭載されている「フィルターお掃除ロボット」は、自動でフィルターを掃除し、集めたホコリを屋外へ排出します。これにより、お手入れの手間が省けるだけでなく、電力の無駄も軽減されます。フィルターもブラシも常に清潔に保たれるため、快適な空気環境を維持しやすくなります。
エオリア EXシリーズの詳細はこちらをご確認ください。
https://panasonic.jp/aircon/EXseries.html
フィルターお掃除ロボットの機能についてはこちら。
https://panasonic.jp/aircon/contents/cleaning-robot.html

今回の解説は、パナソニック株式会社 空質空調社に所属するパナソニック エアーマイスター/睡眠改善インストラクターの福田風子氏によるものです。
まとめ
冬の睡眠の質を高めるためには、室温と湿度の適切な管理、寝具選び、そして生活習慣の見直しが不可欠です。エアコンを上手に活用し、電気代の心配を減らしながら、快適な冬の夜を過ごすためのヒントをぜひ日々の生活に取り入れてみてください。より良い睡眠は、日中の活動の質を高めることにもつながるでしょう。


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