リンナイのハイブリッド給湯器、累計20万台突破でCO2排出量56%削減に貢献 – 家庭の省エネとカーボンニュートラルを加速

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ハイブリッド給湯器が累計20万台を突破、家庭のCO2削減に貢献

リンナイ株式会社のハイブリッド給湯器の累計出荷台数が、2026年1月に20万台を突破しました。この高効率給湯器は、電気ヒートポンプと潜熱回収型ガス給湯器を組み合わせたシステムで、従来のガス給湯器と比較して年間のCO2排出量を56%削減できます。家庭のエネルギー消費の約3割を占める給湯分野において、その省エネ性能はカーボンニュートラルの実現に大きく貢献しています。累計20万台が出荷されたことで、年間17万トンものCO2削減に繋がり、これは小規模な火力発電所1基分のCO2排出量に相当するとされています。

リンナイのハイブリッド給湯器の累計出荷台数を示すグラフ

省エネ住宅への普及と補助事業が後押し

リンナイは2010年に世界初の家庭用ハイブリッド給湯器「ECO ONE(エコワン)」を発売しました。その後、2015年頃からは「ZEH(ゼッチ)」などの省エネ住宅への採用が拡大。さらに、2023年度に開始された「給湯省エネ補助事業」は、既設ガス給湯器からの取り替えを促進し、出荷台数の大幅な増加に繋がりました。このような背景から、環境意識の高まりや国の政策が、高効率給湯器の普及を後押ししていることがわかります。

リンナイの「世界初」と謳われるハイブリッド給湯・暖房システムのような2つの白い家電製品
世界初の家庭用ハイブリッド給湯器「ECO ONE」発売時の様子: https://www.rinnai.co.jp/releases/2010/0204/

進化を続けるハイブリッド給湯器の歴史と評価

リンナイのハイブリッド給湯器は、その高い省エネ性能が評価され、「省エネ大賞」をシリーズ通算4回受賞しています。これまでも、以下のような進化を遂げてきました。

  • 2012年: 北海道向けハイブリッド・給湯暖房システムを発売。エネルギー消費の半分を暖房が占める地域の特性に対応しました。
    リンナイのハイブリッド給湯暖房システム

  • 2012年: タンク容量を100Lに大型化した「ECO ONE」を発売し、平成25(2013)年度省エネ大賞・経済産業大臣賞を受賞しました。
    https://www.rinnai.co.jp/releases/2014/0122/
    リンナイのエコワンシステムを構成するヒートポンプユニットと貯湯ユニット

  • 2015年: 電気ヒートポンプの冷媒にR32を採用した「ECO ONE」を発売し、平成28(2016)年度省エネ大賞・省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
    https://www.rinnai.co.jp/releases/2017/0127/
    リンナイのエコワン給湯暖房システム

  • 2017年: タンク容量を160Lに大型化した「ECO ONE」を発売。インターネット接続による外出先からの操作にも対応し、COOL CHOICE LEADERS AWARD 2018・環境大臣賞を受賞しました。
    https://www.rinnai.co.jp/releases/2019/0213/
    リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」の屋外ユニット

  • 2021年: 北海道向け冷暖房・給湯システムを発売。業界で初めて、温水暖房、冷房、給湯、湯はりを1つのシステムで実現し、2021年度省エネ大賞・省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
    https://www.rinnai.co.jp/releases/2022/0126/
    リンナイ製のヒートポンプ式給湯器システム

  • 2022年: 都市部の住宅密集地でも設置しやすい「ECO ONE X5(エコワン・エックスファイブ)」を発売。コンパクトながらトップクラスの省エネ性を実現し、2022年度省エネ大賞・資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。
    https://www.rinnai.co.jp/releases/2022/1221/
    リンナイ製ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」の屋外機と貯湯ユニット

  • 2023年: 既設コンセントに接続可能な「ECO ONE X5 プラグインモデル」を発売。業界初の制御技術により、ヒートポンプ運転時の消費電力を抑制します。
    リンナイのエコワンハイブリッド給湯・暖房システム

これらの進化は、ユーザーの多様なニーズに応え、より快適で環境に優しい暮らしをサポートするための継続的な取り組みを示しています。

カーボンニュートラル実現に向けた今後の展望

2025年2月には、再生可能エネルギーの主力電源化を見据え、ハイブリッド給湯器を電力需給の調整力として活用する検証が開始されました。これは、電力の安定供給と再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献する可能性を秘めています。

ハイブリッド給湯器は、初期導入コストがかかる場合がありますが、長期的な視点で見ると、高い省エネ性能による光熱費削減効果や、各種補助金制度の活用により、経済的なメリットも期待できるでしょう。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、リンナイのハイブリッド給湯器は今後も重要な役割を果たすことが予想されます。

リンナイのハイブリッド給湯器に関する詳細情報については、以下のリンクもご参照ください。
https://www.rinnai.co.jp/releases/2026/0126/

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