AIが変える「文字起こし×波形編集」の効率
高精度なAI文字起こし機能で収録ミスを削減

RIGDOCKSのSILVERプラン(ver.1.4.0、2026年3月13日リリース)では、音声ファイルの「文字起こし機能」が追加されました。この機能は、OpenAIが開発した最先端音声認識モデル「Whisper」を搭載しており、複雑な設定や専門知識なしで高精度な文字起こしをPC上で実行できます。特にNVIDIA製GPUを使用している場合は、CUDAプラットフォームに対応しているため、さらに高速な処理が可能です。
文字起こし結果と台本を比較する機能と組み合わせることで、音声の収録ミスや取り違えを効率的に検出し、確認作業の時間を大幅に短縮できるでしょう。これにより、ゲーム開発におけるボイスアセットの品質管理がより容易になります。
波形を自動分割し、カット編集を効率化

同時にBRONZEプラン(ver.2.3.0、2026年3月13日リリース)では、REAPER上のメディアアイテムを任意の位置で分割する機能が追加されました。この「アイテム分割」機能を文字起こし機能と連携させることで、文字起こし結果の一文ごとにメディアアイテムを自動で分割することが可能です。さらにSILVERプランの機能と組み合わせれば、分割したメディアアイテムを任意の名前で一括書き出しすることもできます。
これにより、収録された長尺のボイスファイルから必要なセリフごとに素早くカット編集を行い、ファイル管理を効率化するといった作業が可能になります。
強化されたラウドネス計算と特許技術
以前のSILVERアップデート(ver.1.3.0)では、ラウドネス計算機能がリニューアルされ、より精度の高い値を取得できるようになりました。この精度向上は、AZSTOKEの特許技術である「TALKTRON」と「LOUDMATCHIFY」にも影響を与えます。
多言語対応ゲームの音量調整を自動化する「TALKTRON」

TALKTRONは、多言語のボイスを主言語として設定したボイスと同じラウドネス値に自動調整する機能です。複数言語を扱うゲーム開発において、言語間の音量差異をなくし、プレイヤーに均一な聴覚体験を提供することに貢献します。
TALKTRONの詳細はこちら:
https://www.azstoke.jp/talktron
大量のボイスの音量調整を効率化する「LOUDMATCHIFY」

LOUDMATCHIFYは、ボイスの名前から対応する種別のラウドネス値を判断し、自動で音量調節を行う機能です。これにより、大量のボイスの音量調整作業を大幅に削減し、サウンドデザイナーの負担を軽減します。
LOUDMATCHIFYの詳細はこちら:
https://www.azstoke.jp/loudmatchify
これらの特許技術の根幹であるラウドネス計測処理の精度が向上したことで、これまで以上に信頼性の高い処理が行えるようになりました。多言語展開や大量の音声アセットを扱うゲーム開発者にとって、これらの機能は非常に強力な味方となるでしょう。
全機能を利用できるバンドルプラン「COREAMBER」が登場

RIGDOCKSの多岐にわたる機能をより手軽に利用できるよう、BRONZE、SILVER、GOLDの3ランク全てをまとめて購入できるバンドルプラン「COREAMBER(コアアンバー)」が発表されました。各ランクのAPI群は組み合わせることで相乗効果を発揮し、全プランを連携利用することでしか実現できない高度な自動化やクリエイティブな作業が可能になります。
COREAMBERは2026年3月13日にリリース予定で、価格はアップデート利用期間に応じて異なります。
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1年間アップデート版:57,000円
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2年間アップデート版:69,000円
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3年間アップデート版:81,000円
個別にプランを購入するよりもお得な価格設定となっており、RIGDOCKSの真価を体験したい開発者におすすめのプランです。
RIGDOCKSプラン購入ページ:
https://www.azstoke.jp/plans
外部ツールとの強力な連携機能でワークフローを自動化
RIGDOCKSは、ゲーム開発で広く使われる様々なツールとの連携機能も充実しています。これにより、既存のワークフローにスムーズに組み込み、さらなる自動化を実現します。
オーディオミドルウェアWwiseへの波形実装を自動化

オーディオミドルウェア「Wwise」との連携に重点を置いて開発されており、Wwiseへのメディアインポート、イベント作成、値の設定、バンク登録、バンク生成といった幅広い操作をRIGDOCKSで自動化できます。特に波形の配置場所が仕様で厳密に決められている場合に、この機能は大きな効果を発揮するでしょう。
Wwise連携の詳細はこちら:
https://www.azstoke.jp/post/reascript_reapdock-lua_azstoke_wwise_fullauto_bank_5
Perforce、Excelと連携した音量調整・Wwise実装の自動化

バージョン管理システム「Perforce」との連携により、管理されているファイルを自動で取得可能です。また、表計算ソフト「Excel」との連携機能も備わっており、波形編集用の設定管理や検索結果の書き込みができます。これらの機能を組み合わせることで、Perforceで管理された波形をExcelの音量値に基づいて設定し、Wwiseに実装するまでの一連のワークフローを全て自動化することが可能です。扱うファイルが多いほど、手動作業の負担を大幅に軽減し、効率的な開発をサポートします。
Perforce、Excel連携の詳細はこちら:
https://www.azstoke.jp/post/reascript_reapdock-lua_azstoke_excel_importtowwise
さらに、ビジネスチャットツール「Slack」との連携機能も用意されており、Wwiseのバンク生成など時間のかかる処理が完了した際にSlackへ通知を送ることができます。これにより、他の作業を進めながら自動処理の完了をタイムリーに把握できるため、ワークフロー全体のスムーズな進行が期待できます。
無料ドキュメント「REAPDOCK」で安心の導入支援
RIGDOCKSの多様な機能を効果的に活用できるよう、AZSTOKEはソリューション別のスクリプト解説ドキュメント「REAPDOCK(リープドック)」を無料で提供しています。初歩的なスクリプト解説から、メディアやトラックごとの活用法、WwiseやExcelなど他ツールとの連携、さらには特許技術に関する詳細な解説まで、幅広い情報が網羅されています。毎週水曜日にはブログとともに更新されており、導入後の学習を強力にサポートします。
REAPDOCKページはこちら:
https://www.azstoke.jp/rigdocks/reapdock
また、DAW「REAPER」を初めて触る方や、RIGDOCKS活用に必要な環境準備のための「REAPER完全ガイド」も提供されています。YouTubeチャンネルでも解説動画が公開される予定で、視覚的な学習リソースも充実しています。
AZSTOKEのYouTubeページはこちら:
https://youtube.com/@azstoke
まとめ
今回の大型アップデートとバンドルプラン「COREAMBER」のリリースにより、RIGDOCKSはゲームサウンド開発における自動化の可能性をさらに広げました。AIによる高精度な文字起こしと波形編集の自動化、強化されたラウドネス調整機能、そして既存のゲーム開発環境との強力な連携機能は、サウンドデザイナーの作業負担を軽減し、よりクリエイティブな作業に集中できる環境を提供します。ゲームサウンドの品質向上と開発効率化を目指す方にとって、RIGDOCKSは強力なツールとなるでしょう。AZSTOKEは今後もさらなるアップデートと新サービスの開発を続けていくとしており、今後の展開にも期待が集まります。


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