モバイルペイントアプリ「ibisPaint」Ver.14.0.0が3月下旬リリース予定、創作体験を革新する新機能の数々

目次

カラーパレットを大幅拡張し、モバイルに適した操作性を実現

複数のカラーパレットが作成可能に【P】

カラーウィンドウ内で複数のカラーパレットを作成し、保存できるようになりました。これにより、作品や用途に合わせてパレットを自由に切り替えられ、イラストごとの配色の使い分けがスムーズになります。プロのイラストレーターや複数のプロジェクトを手がけるクリエイターにとって、色管理の手間が大幅に削減されるでしょう。

複数のカラーパレット作成

色の並べ替えが簡単に

カラーパレット内の色をドラッグするだけで、簡単に並べ替えができるようになりました。よく使う色を選びやすい位置に配置したり、同系色でまとめたりすることで、より直感的な色選びが可能になります。

色の並べ替え

カラーパレットの書き出し・読み込み

カラーパレットの書き出しと読み込みに対応しました。書き出したパレットはQRコード画像として保存され、SNSやメールを通じて友だちと簡単に共有できます。QRコードによる共有は、スマートフォンを中心とする利用環境で直感的に扱える設計であり、共同制作やコミュニティでの情報交換において、色の管理をより手軽にするでしょう。

ブラシを総合アップデートし、分類・新ブラシ・筆圧調整・ロックに対応

ブラシがカテゴリ分けされ、探しやすく

ブラシが「インク」「スケッチ」「水彩」「ふちどり」などのカテゴリに整理されました。約400種類ものブラシの中から目的のものをより簡単に見つけられるようになり、作業時間の短縮とストレス軽減につながります。

ブラシのカテゴリ分け

8種類の新しいブラシを追加

「厚塗りブラシ」「にじみつけペン」「スケッチペンシル」「マットパステル」など、イラストの表現の幅を広げる8種類の新しいブラシが追加されました。厚みのある色表現や質感にこだわったイラスト制作をこれまで以上に楽しめるでしょう。

8種類の新しいブラシ

ブラシごとの筆圧調整グラフ

ブラシごとに、筆圧に対する太さや不透明度の反応をグラフで設定できるようになりました。これにより、ユーザーの筆圧感知デバイスの特性に合わせた微調整が可能になり、より繊細な表現や個々の描き心地へのこだわりに応えます。

ブラシのロックが可能に

ブラシのサイズや不透明度などの設定を固定(ロック)する機能が追加されました。一時的に設定を変更しても、別のブラシに切り替えるだけで自動的に元の数値に戻るため、お気に入りの設定をキープしたまま、より柔軟にブラシを活用できます。

ブラシのロック機能

図形ツールが進化し、吹き出し・細矢印・再調整などに対応

図形ツールの進化

図形ツールで「吹き出し」が作成可能に【P】

「図形ツール」に「吹き出し」が追加され、きれいな吹き出しが手軽に描けるようになりました。漫画制作における作業効率を大幅に向上させ、手軽にプロ品質の吹き出しが描けるメリットを享受できるでしょう。

図形ツールで「細い矢印」が作成可能に【P】

「図形ツール」に「細い矢印」が追加され、図の作成時に便利です。

図形作成後の再調整が可能に【P】

図形を描いた直後に、位置・サイズ・角度・色やブラシの設定を変更できるようになりました。「取り消し」で描き直す手間がなくなり、直感的に理想の形へ調整できます。

図形ツールの塗りつぶしのアンチエイリアス

図形ツールの「塗りつぶし」にアンチエイリアスが追加され、作成した図形の境界線が、これまでよりも滑らかで自然な表示になります。

アンチエイリアスの比較

図形ツールの線をブラシで描くかどうかを選択可能に

図形ツールの設定に「線をブラシで描く」が追加され、これをOFFにすることで、ブラシではなくシンプルな線で図形を描くことが可能になりました。

CMYK・グレースケール・モノクロ2階調での画像出力に対応

CMYKでの出力【P】

作品をPNG・JPEG・PSDファイルとして出力する際、指定したカラープロファイルによるCMYKでの出力が可能になりました。印刷を前提とした作品制作において、最終的な色味のずれを最小限に抑え、プロフェッショナルな品質を求めるユーザーにとって不可欠な機能です。

モノトーンでの出力

グレースケール(8bit)やモノクロ2階調(1bit)での出力が可能になりました。

画像出力設定

直感操作 × 新しいグラデーション機能

グラデーションフィルターの操作がより直感的に

グラデーションフィルターにおいて、「グラデーション調整ライン」を使ってグラデーションを編集できるようになりました。3つのつまみを動かすだけで、始点・終点・中間値を変更できるため、これまでよりも直感的に理想のグラデーションを作成できます。

グラデーションペン機能【P】

「特殊ペン」に新しく「グラデーションペン」が追加されました。キャンバスをドラッグするだけで、その方向と長さに合わせたグラデーションが直感的に作成できます。

グラデーションフィルターとグラデーションペン

ベクター選択ツールの拡張とレイヤーロック機能の追加

ベクター選択ツール:投げ縄【P】

ベクターレイヤー中のシェイプを選択する方法として新たに「投げ縄」が追加されました。従来の「長方形」では選択が難しかった状況でも、「投げ縄」であれば容易に選択を行うことができます。この機能は無料版でも1日1時間まで利用可能です。

レイヤーロック機能

レイヤーウィンドウにレイヤーロック機能が追加されました。レイヤーをロックすることで、削除や内容の移動、ブラシ描画やフィルターの適用などの操作を制限できます。下書きレイヤーや完成済みのレイヤーなど、変更したくないレイヤーをロックしておくことで、誤って内容を編集してしまうミスを防ぎ、安心して作業を進められるでしょう。

ベクター選択ツールとレイヤーロック機能

調整レイヤーで新たに15種類のフィルターが利用可能に【P】

「色収差(移動)」「色収差(ズーム)」「グリッチ」「六角ピクセレート」「正方ピクセレート」「三角ピクセレート」「ドット(六角)」「ドット(正方)」「膨張」「魚眼レンズ」「球レンズ」「波」「波紋」「渦巻き」「極座標変換」の15種類のフィルターが調整レイヤーとして利用できるようになりました。調整レイヤーを使えば、イラストの最終仕上げに人気の「色収差」や「グリッチ」をレイヤーを結合せずに作品に適用できます。非破壊編集が可能になることで、作品の修正や試行錯誤が容易になり、クリエイティブな自由度が高まるでしょう。

調整レイヤーフィルター

描画操作をスムーズにするUIアップデート

(タブレット版/PC版向け)フローティングカラーウィンドウ

作業画面にカラーウィンドウを常に表示できる「フローティングカラーウィンドウ」機能が追加されました。タブレットやPCでの大画面作業時、カラー選択のたびにウィンドウを開閉する手間がなくなり、集中力を途切れさせずに作業できるため、作業効率が向上します。

スタイラスペンのホバー時にブラシパターンが表示可能に

ホバー機能に対応したスタイラスペン(Apple Pencil第2世代、Apple Pencil Proなど)をホバーさせた際に「ブラシパターン(ブラシの形状)」を表示するよう設定できるようになりました。ブラシの太さ・不透明度・色が反映されるほか、Apple Pencil Proで「バレルロール」を有効にしたブラシを使っている際は、ブラシパターンの向きの変化も反映されます。これにより、ブラシストロークを開始する前に、どのような線が描かれるのかが予測しやすくなります。

フローティングカラーウィンドウとブラシパターン表示

新しいキーボードショートカットを追加・一覧の表示【一部P】

Windows PC、Mac、BluetoothキーボードやUSBキーボードを接続したiPhone (iOS 14.0以降)、iPad (iPadOS 14.0以降)、Androidで使える新しいキーボードショートカットが多数追加されました。また、キーボードショートカット一覧を表示できるようになり、新しいショートカットはアプリのキーボードショートカット一覧から確認できます。PC版では追加課金なしで利用でき、モバイルアプリではプレミアム会員限定です。

キーボードショートカットのカスタイマイズ機能【P】

キーボードショートカットの割り当てをカスタマイズできるようになりました。各コマンドに対して、ユーザー自身が使いやすい任意のキーを設定できるため、作業効率が格段に向上するでしょう。

キーボードショートカット一覧

(PC向け)ドラッグ&ドロップでインポート

ibisPaintのウィンドウに画像ファイルをドラッグ&ドロップすることで、画像をインポートできるようになりました。タイトル画面・マイギャラリー画面にドラッグ&ドロップした場合は新規作品が作成され、キャンバス画面にドラッグ&ドロップした場合はその作品に画像を読み込みます。PCでの作業効率を大きく改善する機能です。

まとめ

「ibisPaint」Ver.14.0.0のアップデートは、デジタルイラスト制作における多くの課題を解決し、より直感的で効率的な創作環境を提供します。特に、カラーパレットの共有機能は、クリエイター間のコラボレーションや情報共有を促進し、新たな創作の可能性を広げるでしょう。また、ブラシや図形ツールの強化、CMYK出力対応などは、プロフェッショナルなニーズにも応える内容です。世界中のユーザーがモバイルペイントアプリで、さらに自由に、そして快適に、自身のクリエイティビティを発揮できるようになることが期待されます。

「ibisPaint」は19言語に対応し、世界200以上の国と地域からのダウンロード数は累計5.2億を達成(2026年1月末日時点)しています。今後も、日本のアニメや漫画のお絵描き文化を世界中のユーザーに届け、モバイルペイントアプリで世界のコミュニケーションを創造していくとのことです。

ibisPaint App Storeランキング

ibisPaint 公式サイト

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次