タグ・ホイヤーとフラグメントが「カレラクロノグラフ」で3度目のコラボレーションを発表

2025年12月3日

この記事で分かること

タグ・ホイヤーとフラグメントのコラボレーション第3弾の概要
「タグ・ホイヤーカレラクロノグラフ x フラグメントリミテッドエディション」の主な特長とデザイン
搭載されているムーブメントの性能
どのような方におすすめのモデルか

要点整理

「タグ・ホイヤーカレラクロノグラフ x フラグメントリミテッドエディション」の主なポイントは以下の通りです。

第3弾コラボレーション: タグ・ホイヤーとフラグメントによる3度目の協業モデルです。
カレラを再解釈: タグ・ホイヤーのアイコンである「タグ・ホイヤーカレラ」コレクションに、藤原ヒロシ氏のミニマルな美意識が加えられています。
グラスボックスデザイン: 湾曲したフランジやブラック・オン・ブラックのダイヤルなど、グラスボックスデザインのクロノグラフを基盤としています。
限定デザイン要素: 1と11の数字がフラグメントのサンダーボルトロゴに置き換えられた日付ディスクや、ムーブメントの特別な装飾が特徴です。
自社製ムーブメントTH20-00: 約80時間のパワーリザーブを誇る高精度ムーブメントを搭載しています。
世界限定500本: シリアル番号入りの希少性の高いリミテッドエディションです。

詳細解説

デザインの特長

今回のコラボレーションモデルは、「タグ・ホイヤーカレラ」のグラスボックスデザインを藤原ヒロシ氏が再解釈したものです。39mmのステンレススティール製ケースには交互仕上げが施され、ドーム型サファイアクリスタルが柔らかく光を吸収するブラックオパーリンダイヤルを縁取っています。

ダイヤルは、湾曲したフランジとコントラストの効いたホワイトのアウターフランジ、そしてブラック・オン・ブラックの構成が特徴です。特に、日付ディスクの1と11の数字がフラグメントのアイコニックなサンダーボルトロゴに置き換えられている点が、コラボレーションならではのデザイン要素として目を引きます。クロノグラフの針にはロジウムコーティングが施され、タキメータースケールにはライトグレーが採用されています。

ブレスレットは、タグ・ホイヤーの7連ビーズオブライスブレスレットを踏襲しつつ、センターリンクにブラックPVDコーティングを施すことで、独特のコントラストと表情を与えています。

ムーブメント

本モデルには、自社製ムーブメント「TH20-00」が搭載されています。このムーブメントは約80時間のパワーリザーブを実現し、5年間の延長保証の対象となります。コラムホイールと垂直クラッチを採用することで、クロノグラフの滑らかな動作を可能にし、双方向自動巻き上げ機構により効率的なエネルギーの流れを確保しています。

ムーブメントのデザインにもフラグメントのこだわりが反映されています。タグ・ホイヤーのシールドを象ったローターにはブラックのグラフィック装飾が施され、サファイアクリスタルにはフラグメントのロゴが直接プリントされています。ケースバックの縁には、フォーミュラ1の黄金時代を彷彿とさせる勝利の冠が刻印されています。

特製パッケージ

「タグ・ホイヤーカレラクロノグラフ x フラグメントリミテッドエディション」は、そのデザイン理念を反映した特製パッケージに収められています。パッケージにはタグ・ホイヤーとフラグメントそれぞれのロゴが対照的な黒と白で配置され、エンボス加工が施されたブラックポーチが付属します。

どんな人におすすめ？

タグ・ホイヤーのコレクター: 希少な限定モデルとして、コレクションに加えたい方に適しています。
フラグメントデザインの愛好家: 藤原ヒロシ氏のミニマルなデザイン哲学が反映された時計を求める方に魅力的です。
洗練されたクロノグラフを求める方: クラシックな「カレラ」のデザインにモダンな要素が加わった、日常使いにも特別なシーンにも合う一本を探している方におすすめです。
高い機能性とデザイン性を両立したい方: 自社製ムーブメントTH20-00による高い機能性と、特徴的なデザインを兼ね備えています。