「TOKYO PROTOTYPE」の主な見どころ
虎ノ門ヒルズ全体が実験場に
このフェスティバルでは、虎ノ門ヒルズの街なかとTOKYO NODEが一体となり、都市空間そのものが開かれた実験場となります。街を歩く体験がそのままアート鑑賞となり、都市スケールでのクリエイティブな体験が提供されます。
国際的な舞台で注目された作品群
大阪・関西万博やミラノデザインウィーク、アルス・エレクトロニカなど、世界的なイベントで注目を集めてきた先鋭的な作品が多数集結します。例えば、大阪・関西万博で人気を博した「ふしぎな石ころ”echorb”」や、ミラノデザインウィークで話題となった「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」、世界最高峰のデジタルアート賞Prix Ars Electronica 2025でHonorary Mentionを受賞した「鎖に繋がれた犬のダイナミクス」などが展示されます。

領域を超えた多様な出展者
Google Hardware Design StudioやZOZO NEXTといった企業から、東京大学、慶應義塾大学大学院などの研究機関まで、計26組の多様なクリエイター、アーティスト、企業が参加します。テクノロジーと創造性が交差する最前線を体感できるでしょう。
AI・ロボティクスなど先端テクノロジーによる未来の提示
完成形ではない、思考や試行のプロセスそのものを含む「プロトタイプ」が展示されます。アート、デザイン、テクノロジーが融合した実験的な挑戦を通じて、未来の可能性を感じられるはずです。
クリエイターとの対話を通じた展示体験
出展者が会場に常駐するため、来場者はクリエイターと直接対話する機会が得られます。作品の背景や思考に触れることで、新たな気づきや将来的なコラボレーションが生まれる場となるでしょう。
注目出展作品とその可能性
GOOGLE HARDWARE DESIGN STUDIO
Googleのハードウェアデザインチームは、「Human(人を起点に)」「Optimistic(前向きに)」「Daring(大胆に)」という指針のもと、サステナビリティに配慮したプロダクトを生み出しています。彼らの展示は、未来のGoogle製品がどのようなデザイン哲学と技術的アプローチで開発されるのかを示すものとなるでしょう。責任ある素材の利用や、長く使い続けられる製品設計は、今後のデジタル製品の標準的な価値観となるはずです。

株式会社ZOZO NEXT
ファッション領域におけるユーザーの課題をテクノロジーで解決することを目指すZOZO NEXTは、「ZOZO研究所」や「MATRIX」でR&Dを行っています。ファッションを数値化し科学的に解明する研究や、新規事業創出を目指す取り組みは、スマートアパレルやパーソナルスタイリングサービスの進化に繋がる可能性を秘めています。将来的には、AIが個人のファッションセンスを学習し、最適なコーディネートを提案するようなガジェットが登場するかもしれません。

東京大学五十嵐研究室 / ソフトバンク株式会社 / Takram「Postrace」
この共同プロジェクトによる「Postrace」は、ショーウィンドウでの使用を想定した、衣服を着用して様々なポーズをとることができるマネキンロボットです。展示プロトタイプでは、目の前の人の動きを真似るように動作します。将来的には、アパレル店舗での顧客体験を革新したり、ヒューマノイドロボットがより自然な動きでサービスを提供する際に、この技術が応用される可能性を秘めているでしょう。

株式会社ミライセンス「響き」のリレーと未来への継承
大阪・関西万博で184日間、無数の人々の鼓動を受け取ってきた「echorb」が、TOKYO PROTOTYPEに登場します。この「響きの遺伝子」を継承する展示は、単なるテクノロジーの再利用ではなく、記憶と共鳴の継承、そして未来への飛躍を意味します。人々の感情や体験を共有する新しい文化が、この技術から生まれるかもしれません。VR/ARデバイスを通じて、遠隔地の人々の感情を共有できるような未来のコミュニケーションツールに繋がる可能性も考えられます。

Konel Inc. / NTT DX Partner Corporation「新しい睡眠システム」
日本が「睡眠後進国」と呼ばれる現状に対し、個人の生体データに基づいて最適化された音楽と照明で、パーソナルな眠りを持ち運ぶことができる新しい睡眠システムを提案します。常に情報に晒される現代人にとって、睡眠は世界と断絶できる唯一の時間です。このシステムは、スマートウォッチやスマートリングなどのウェアラブルデバイスと連携し、個人の睡眠の質を向上させる未来のIoT家電として、広く普及するかもしれません。

mud Inc.「Prompt Racing」
プロンプトから生成されたマシンで競い合う新感覚のレースゲーム「Prompt Racing」。あらゆるアイデアや妄想がAIによってマシンとして具現化され、常識を超えたレースが展開されます。AIが生産性向上や効率化だけでなく、創造性を拡張する側面に着目したこの作品は、ゲームやエンターテイメントの未来に新たな可能性を提示するでしょう。ユーザーがAIに指示を出すだけで、オリジナルのゲーム体験を作り出せるような未来のガジェットに繋がるかもしれません。

開催概要
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日程: 2026年1月29日(木)– 1月31日(土)
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場所: 虎ノ門ヒルズ街なか各所およびTOKYO NODE
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B2階 ステーションアトリウム・虎ノ門ヒルズカフェ
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8階 TOKYO NODE エントランス・TOKYO NODE LAB・TOKYO NODE CAFE
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45階 TOKYO NODE アライバルホール
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46階 TOKYO NODE HALL
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49階 TOKYO NODE SKY GARDEN & POOL
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時間: 11:00-21:00
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料金: 無料
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主催: 森ビル株式会社 TOKYO NODE LAB・日本テレビ放送網株式会社
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協力: 文化庁
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WEBサイト: https://tokyoprototype.jp
同時開催「攻殻機動隊展」との連動
同時期にはTOKYO NODE GALLERYで「攻殻機動隊展 ~Ghost and the Shell~」も開催されます。期間中、虎ノ門ヒルズ一帯では、「TOKYO PROTOTYPE」が提示する未来への実験と、「攻殻機動隊展」が描き続けてきた未来社会のヴィジョンがパラレルに響き合い、都市全体を舞台にした“2つの未来の交錯”を体験できます。都市の現在と未来、フィクションとリアルが溶け合う、この期間だけの特別なコラボレーションとなるでしょう。
「TOKYO PROTOTYPE」は、未来のデジタル製品やサービス、そしてそれらが生み出す文化の萌芽を肌で感じられる貴重な機会です。ぜひこの機会に、虎ノ門ヒルズで未来を体験してみてはいかがでしょうか。


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