エンターテインメントのパートナー:単なる視聴を超えた体験へ
Samsungは、テレビを「観る」だけでなく、生活に溶け込むエンターテインメントパートナーへと進化させることを提案しています。その中核となるのが、大画面化と画質の進化を遂げた130インチのMicro RGBテレビです。微小サイズのRGB光源とMicro RGB AI Engine Proにより、これまでにない色彩表現と鮮明さを実現しています。

特に注目されるのが、AI技術を活用したVision AI Companion(VAC)です。VACは視聴する作品や食事のメニュー、聴く音楽についての提案を行い、エンターテインメント体験を向上させます。サッカーファン向けのAI Soccer Mode Proや、歓声、実況、BGMの音量を個別に調整できるAI Sound Controller Proなど、パーソナライズされた視聴モードも提供されます。VACはMicro LED、Micro RGB、OLED、Neo QLED、Mini LED、UHD TVなどの対応モデルに搭載されます。さらに、テレビで見た料理のレシピを音声で検索したり、健康やフィットネスの目標に沿った提案を受け取ったりすることも可能です。提案されたレシピは、今回発表された無線で使用できる移動型スクリーンThe Movingstyleなどのマルチデバイスへ直接送信でき、エコシステム全体で連携します。
サウンドシステムでは、新たに2機種のWi-Fiスピーカー「Music Studio 5」と「Music Studio 7」が登場。著名デザイナーのErwan Bouroullec氏が手がけたデザインは、音楽とアートに共通する普遍的なシンボルから着想を得ています。また、超薄型OLEDテレビS95Hや、VACに対応し不均一な面にも映像を投影できるポータブルプロジェクターThe Freestyle+など、住空間になじむ新製品も多数発表されました。
2026年モデルのテレビラインアップはHDR10+ ADVANCEDに対応し、映像品質とゲーム体験を向上させます。また、Samsung独自の空間音響技術「Eclipsa Audio」も搭載されます。
ゲーミング分野では、6K・3D対応のOdyssey G9をはじめとするOdysseyゲーミングモニター5機種が発表され、没入感の高い映像体験をさらに押し広げます。これらの革新的なディスプレイ技術を支えるのは、最大7年間のOSアップグレードが保証されるTizen OSです。
ホームパートナー:毎日を快適に過ごすためのスマート家電
Samsungは、家電を単なる道具としてではなく、日々の家事のストレスを解消する「真のホームパートナー」へと進化させるビジョンを掲げています。SmartThingsの利用者が4億3,000万人を超え、その圧倒的な規模とユーザー理解が強みとなっています。

AI搭載冷蔵庫「Samsung Family Hub」は、Google Geminiを搭載したAI Visionへアップグレードされ、食材認識の限界を打破します。冷蔵庫に入れた食材と取り出した食材をシームレスに追跡し、献立計画や食材管理を効率化します。この機能はWi-Fi接続とSamsungアカウントが必要であり、認識できない食材は不明なアイテムとして表示される場合があるため、表示結果の確認が推奨されます。ゲーム感覚で使える「What’s for Today?」機能は、庫内の食材に基づくレシピ提案に加え、ランダムな提案も行い、献立決めの負担を軽減。選択したレシピは連携する調理家電へ送信でき、調理をスムーズに進めます。また、Video to Recipe機能は料理動画を分かりやすい手順に変換し、調理中の確認を容易にします。
新しいレポート機能「FoodNote」は、ユーザーの食生活パターンを週単位で振り返り、頻繁に使用する食材やレシピの提案、補充が必要な食材などをまとめて提示することで、日々の食材管理をサポートします。また、「Now Brief」はSamsung Family Hubの画面上で利用できるウィジェットを拡充し、Voice IDにより家族それぞれを識別してパーソナルな情報を表示することが可能になりました。
ランドリールーム向けには、「Bespoke AI Laundry Combo」が登場。洗濯から乾燥までを一貫して行い、大量の洗濯物を移し替える手間を省きます。さらに、新製品「Bespoke AI AirDresser」は、Auto Wrinkle Care機能でシャツのしわを自動で整え、忙しい朝の負担を軽減します。
Qualcomm Dragonwing™プロセッサーを搭載したロボット掃除機「Bespoke AI Jet Bot Steam Ultra」は、Active Stereo 3D Sensorによりコーヒーやジュースなどの液体だけでなく、水のような透明な液体も認識し、掃除をさらに進化させます。カメラは室内移動のナビゲーションに加え、見守り用途にも活用でき、外出時にペットの様子や不審な動きがあった場合にユーザーへ通知することも可能です。よりスマートになったBixbyによって、自然な言語での操作も実現し、日常の家事をよりスムーズにします。
さらにSamsungは、Hartford Steam Boiler(HSB)との協業により、SmartThingsに接続したスマート家電の活用で保険料の削減につながる可能性があることを発表しました。この協業は、ユーザーの安心強化とコスト削減の両面で価値を提供することを目指しています。
ケアパートナー:予防・先回りのプロアクティブケアへ
Samsungは、インテリジェントケアの長期ビジョンとして、受け身の「リアクティブケア」から予防・先回りの「プロアクティブケア」への転換を目指しています。AIを活用することで、スマートフォンや家電、ウェアラブルデバイスなどの接続デバイスが連携し、健康上の懸念を未然に察知して予防につなげるのに役立ちます。

この高度にパーソナライズされたエコシステムを支える基盤として、Samsung KnoxとKnox Matrixがあらゆるユーザーデータを保護します。AIの進化に合わせてセキュリティシステムも継続的に進化し、AI学習プロセスにおけるデータ保護やAIリスクの特定が行われています。
Samsungは、CES 2026において、AIが統合されたデバイスとサービスによって、私たちの日常生活がどのように豊かになるかを具体的に示しました。これらの革新的な製品は、2026年1月4日から1月7日までCES Exhibition Zoneで一般公開されます。詳細については、Samsung Newsroom(https://news.samsung.com/jp/)をご覧ください。


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