なぜWiMAX系が最多に選ばれるのか?
調査結果によると、回答者の約4割(121人)がWiMAX系サービスを利用していました。これは他のサービスと比較して突出しており、WiMAXが市場で強い存在感を示していることがうかがえます。

さらに、WiMAX系サービスの内訳を見ると、「Broad WiMAX」が約45%を占め、次に「WiMAX(無印/名称なし表記)」が29%、「UQ WiMAX」が14%と続きます。Broad WiMAXは、料金プランの分かりやすさや、申し込みから利用開始までのスピード感が特徴とされ、初めてポケット型WiFiを契約するユーザーにも選ばれやすい傾向があると考えられます。
WiMAX規格は全国的なエリア展開や安定した通信を特徴としており、こうした背景から利用経験者が多く、選ばれやすい傾向が今回の調査にも反映されています。

WiMAXが選ばれる主な理由:利便性と通信の安定性
WiMAX系サービスを契約した理由としては、「持ち運びやすさ・外出先利用」(38%)と「自宅にWi-Fiがなかった」(36%)が上位を占めました。これは、外出先での動画視聴や仕事、自宅のネット環境不足を補う目的で、幅広い用途でWiMAXが支持されていることを示しています。

「通信の安定性・速度」(3%)は上位の理由ではありませんでしたが、外での利用やPC作業を行うユーザーにとっては「選ぶ際の一定の安心材料」となっていると考えられます。
利用者の不満点:通信環境と端末性能
一方で、利用者の不満点も明らかになりました。最も多かったのは「速度が不安定」(30%)で、「つながりにくい・電波が弱い」(17.50%)が続きました。これらは、郊外や建物内など、特定の場所や状況下での通信品質に課題を感じているユーザーが一定数いることを示しています。

その他、「料金・解約関連」(16.70%)、「端末(重さ・サイズ・持ち運び)」(10%)、「バッテリー持ちの悪さ」(5.80%)なども挙げられ、通信環境の改善や端末性能の向上が今後の課題として浮上しています。
高い継続利用意向が示す満足度
しかし、今後の利用意向については、「今後も利用したい」と回答したWiMAX系ユーザーが57%と過半数を占めました。この高い継続利用意向は、WiMAXの利便性や通信品質に対する一定の満足度があることを示唆しています。

まとめ:WiMAX系が支持される理由と今後の展望
今回の調査から、WiMAX系サービスは以下の点が総合的に評価され、多くのユーザーに支持されていることが分かりました。
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安定した通信品質
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自宅と外出先のどちらでも使いやすい利便性
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工事不要で導入しやすい手軽さ
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複数ブランドから選べる豊富な選択肢
これらの実用性が、WiMAX系サービスがポケット型WiFi市場で最も選ばれる理由と言えるでしょう。ただし、通信環境のエリア差や建物内での速度低下、端末のバッテリー性能といった課題も指摘されており、これらの改善が今後のポケット型WiFi市場全体の競争力向上につながると考えられます。
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