iPhoneの迷惑電話対策が新次元へ:「Whoscall」がApple最新技術でリアルタイム発信者識別を実現

目次

新機能「ライブ発信者識別プラス」の利点と利用方法

Whoscallは、世界31カ国や地域でサービスを展開し、世界各国の政府や警察、情報機関と連携して東アジア最大級となる26億件の電話番号データベースを構築しています。このデータベースとAI技術を組み合わせることで、不審な番号からの着信やショートメッセージ(SMS)をリアルタイムで自動識別します。

「ライブ発信者識別プラス」は、これまでiPhoneにおいて困難だったリアルタイムかつ網羅的な番号検索を、Apple社のLive Caller ID技術を活用することで可能にしました。着信時にクラウド上のデータベースをリアルタイムで照合し、発信元の情報を識別・表示するため、iPhoneユーザーも高精度な番号識別を体験できます。

利用方法

「ライブ発信者識別プラス」機能を利用するには、Whoscallアプリをダウンロードし、プレミアムプランに加入した上で、以下の設定が必要です。

ライブ発信者識別プラスの有効化方法

  1. Whoscallアプリ内のホーム画面から「着信識別」をタップし、「ライブ発信者識別プラス」を有効に設定します。
  2. iPhoneの「設定アプリ」内の「アプリ」より「電話」を選択し、「着信拒否設定と着信者ID」をタップします。
  3. 画面を下にスクロールし、「Whoscall – Live Caller ID」をオンに設定します。

【注意点】

  • 本機能を有効にするにはインターネット接続が必要で、モバイルデータ通信を使用する場合があります。ネットワーク接続が安定していることを確認してください。

  • 本機能は先行体験版であり、iOS 18以上およびiOS版Whoscallアプリのバージョン4.0.0以上が必要です。利用の際は、アプリを最新バージョンにアップデートしてください。

Whoscallの主な機能:多角的なセキュリティ対策

「ライブ発信者識別プラス」以外にも、Whoscallはユーザーを詐欺や迷惑行為から守るための様々な機能を提供しています。

1. 電話帳に登録していなくとも、着信元を自動識別し画面に表示

着信識別画面

世界31カ国以上で集約された26億件の電話番号データベースとAIにより、発信元を自動で識別します。不審な電話番号からの着信時には、着信画面に「詐欺電話」「営業電話」「迷惑電話番号」といった警告が表示されます。日本国内の詐欺電話の約3割は海外から発信されているため、国内外の詐欺電話・SMS対策に有効です。また、電話帳に登録されていない宅配便、行政、銀行などの番号も表示するため、“クラウド電話帳”としても活用でき、安心して電話に出ることができます。

2. SMSに届いた不審なメッセージをフィルタリング

迷惑メッセージ画面

「SMSアシスタント」機能は、電話番号を登録していない相手からのメッセージ内のキーワードやURLから危険を判別し、必要なメッセージと不要なメッセージを自動で適切なフォルダに振り分けます。近年増加するSMSを悪用したフィッシング詐欺対策に役立ちます。

3. 危険なURLにアクセスした場合は即座に警告

「自動Webチェッカー」機能は、偽の誇大広告や危険性があるウェブサイトにアクセスしてしまった際にリアルタイムで警告します。これにより、ユーザーが危険なウェブサイトと知らずにアクセスしてしまうことを防ぎます。

4. 虚偽の広告をAIで判別する「コンテンツチェック機能」

コンテンツチェック機能画面

メッセージやウェブサイトをスクリーンショットで撮影・画像をアップロードするだけで、AIが詐欺かどうかを瞬時に判定する機能です。これにより、誤った情報に惑わされるリスクを低減できます。

5. 個人情報の流出記録を検出する「漏洩チェック」

ユーザーの電話番号やメールアドレスに紐づく個人情報が、ダークウェブやSNSなどインターネット上に流出していないか、違法に販売されたかどうかなど、過去の流出記録を検出します。これにより、個人情報の漏洩を確認し、対策を講じるきっかけを提供します。

Whoscallとは

台湾のGogolookが開発・提供するスマートフォンアプリ「Whoscall」は、全世界で1億ダウンロードを超え、台湾では2人に1人が利用する実績を持つサービスです。CEOのジェフ・クオ氏は、台湾の前総統・蔡英文氏から2020年9月に台湾総統イノベーション賞を受賞しています。台湾、タイ、フィリピン、マレーシアなど各国政府や警察機関と連携し、詐欺被害対策に取り組んでいます。日本では、福岡市や渋谷区の先端技術を活用した社会課題解決プロジェクトに採用されています。

Whoscallは、東・東南アジア最大の26億件もの各国電話番号データベースとAI技術を駆使して詐欺の電話番号を検出します。SMS詐欺に対しては、ハイパーリンクスキャンテクノロジーを用いて、わずか0.5秒で不審なSMSや悪意のあるリンクを検出し、アンドロイド端末に通知します。2023年にはURLの安全性を図る新機能「URLスキャン」も追加され、デジタル化する詐欺に対応しています。

Whoscallは2015年にはAPP Storeのベストアプリ、2013年および2016年にはGoogle Playのベストアプリとして表彰されており、Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏のスピーチでも称賛されました。スタートアップ企業への支援が豊富な福岡市に日本法人(Whoscall株式会社)を設立し、日本市場でのサービス拡大と消費者の安心・安全への貢献を目指しています。

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