セキュリティ対策ソフト、選定で最も重視されるのは「動作の軽さ」――インターリンク会員の調査で明らかに

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セキュリティ対策ソフト選び、快適なPC環境を保つ「動作の軽さ」が最重要視される傾向

インターネット利用が日常に不可欠となった現代において、セキュリティ対策は避けて通れないテーマです。数多あるセキュリティ対策ソフトの中から、自分に最適なものを選ぶのは容易ではありません。そんな中、インターネットサービスプロバイダーのインターリンクが実施した調査により、セキュリティ対策ソフト選定においてユーザーが最も重視するポイントが「動作の軽さ(PCへの負荷の少なさ)」であることが明らかになりました。

この調査は、インターリンクのサービス利用者(会員)を対象に、セキュリティ対策ソフトの利用状況と意識に関するアンケート形式で行われました。調査期間は2025年10月1日から10月31日まで、有効回答数は506件です。詳細な調査結果は以下のURLで公開されています。

セキュリティ対策ソフト選び、 最重視されるのは「動作の軽さ」 ――インターリンク会員のセキュリティ対策実態調査

現在利用されているセキュリティ対策ソフト

現在利用されているセキュリティ対策ソフトでは、「Windows Defender」が202件で最多となりました。次いで「ESET」が97件、「Mac標準」が81件、「ウイルスバスター」が69件と続きます。利用なしと回答したユーザーは28件でした。

現在利用しているセキュリティ対策ソフト

「その他」の回答では、CrowdStrike、Sophos、Avast、AURORA Endpoint、カスペルスキー、intego、CleanMyMacといった法人向けEDR製品やMac向けソフトの利用も多く見られ、ユーザーが自身の環境やニーズに合わせて多様な製品を選択していることが伺えます。

年間の利用料金

年間の利用料金については、「無料」と回答したユーザーが219件で最も多く、主に「Windows Defender」の利用者がこれに該当すると考えられます。一方で、「6,001円以上」の比較的高価格帯を支払っているユーザーも115件存在しており、セキュリティ対策への投資意識には幅があることが示されています。

年間の利用料金

この結果から、多くのユーザーはコストを抑えつつ基本的なセキュリティを確保したいと考えている一方で、より高度な保護や特定の機能に価値を見出すユーザーは、費用をかけることをいとわない傾向があることが見て取れます。

セキュリティ対策ソフト選定時に重視するポイント

セキュリティ対策ソフトを選定する際に最も重視されるポイントは、「動作の軽さ(PCへの負荷の少なさ)」で283件の回答を集めました。これは「価格の安さ」(246件)や「検出率・防御性能」(232件)を上回る結果となっています。

セキュリティ対策ソフト選定時に重視するポイント

この結果は、セキュリティソフトがPCの動作を重くし、快適な作業を妨げることへの懸念がユーザーにとって非常に大きいことを示しています。いくら検出率や防御性能が高くても、日常的なPC利用に支障が出るようでは、ユーザー体験は損なわれてしまいます。そのため、性能と快適性のバランスが、ソフト選びの重要な要素となっていることが浮き彫りになりました。

セキュリティソフト以外で実践されている対策

セキュリティソフトの導入だけでなく、他の対策を実践しているユーザーも多数存在します。最も多かったのは「OS・アプリの定期アップデート」(355件)で、次いで「二段階認証(2FA)の利用」(283件)、「定期的なバックアップ」(195件)、「VPNの利用」(170件)、「パスワード管理ツールの利用」(140件)が続きます。

セキュリティソフト以外で実践している対策

「特に何もしていない」と回答したユーザーは36件にとどまり、多くのユーザーが多層的なセキュリティ対策を講じていることが伺えます。「その他」の回答では、UTM(Fortinet、WatchGuardなど)、SASE、ZTNA、DNSフィルタリング、AdGuard、オフライン(コールド)バックアップなど、より高度な対策を実践するユーザーも確認されました。

まとめ

今回の調査結果から、セキュリティ対策ソフトを選ぶ際には、単に検出率や防御性能だけでなく、日常的なPC利用における「動作の軽さ」が非常に重視されていることが明らかになりました。これは、セキュリティ対策がユーザーの快適なデジタルライフを阻害しないことが、導入の大きな決め手となるという、現代のニーズを反映していると言えるでしょう。

また、無料のOS標準機能から高価格帯の専門ソフト、そしてOSやアプリのアップデート、二段階認証、VPNといった多角的な対策まで、ユーザーは自身の情報資産を守るために様々なアプローチを取っています。セキュリティ対策ソフトを検討する際は、ご自身のPC利用状況、重視するポイント、そして予算を考慮し、最適な選択をすることが重要です。


株式会社インターリンクについて

株式会社インターリンクは、1995年にサービスを開始した老舗ISPです。2000年よりドメイン名登録事業を開始し、2006年10月には日本で8社目のICANN公認レジストラに認定されています。新gTLD「.みんな」や「.moe」、「.earth」の運営なども手掛け、2015年10月には取扱ドメイン数が日本最大の1,000種類を突破しました。社会貢献活動やベンチャー企業の支援にも積極的で、2020年6月1日からは本社オフィスを閉鎖し、ノマドワーク体制に移行。2022年5月16日より週休3日制度を試験導入するなど、先進的な取り組みを行っています。

株式会社インターリンク 公式サイト
インターリンクの週休3日制度について

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