持ち運び可能なイマーシブシアター「Panelworks」が登場
株式会社オリハルコンテクノロジーズは、短時間でイマーシブシアターを構築できる3面スクリーンキット「Panelworks(パネルワークス)」の提供を開始しました。このソリューションは、「必要な時だけ展開し、自力で移設もできるイマーシブシアター」という新しい運用形態を可能にします。
Panelworksは、会議室や展示場、教室といった一般的な室内空間や、デッドスペースになりがちな部屋の一角に、大きく開いた3面スクリーンを設置し、多人数で同時に視聴できる広視野映像空間を作り出すことを目的としています。これにより、イベントや巡回展示、デモンストレーションなど、多様な用途での活用が期待されます。

Panelworksの主な特長と導入メリット
広視野空間で多人数が没入体験を共有
Panelworksは、部屋のコーナーを活用して大開きの3面スクリーンを展開します。これにより、体験者が増えても視聴しやすく、導線と視界を確保しやすい没入型シアターを構築できます。従来の単一スクリーンとは異なり、空間全体を映像で包み込むため、多人数が同時に深い没入感を味わえる点が大きな利便性です。イベントや展示会で多くの来場者が一度に体験できるため、効率的な情報発信やブランド体験の提供に貢献します。

多様な映像メディアに対応する上映システム
専用の映像上映システムは、高解像度の静止画や動画だけでなく、ビデオキャプチャやNDIによるインタラクティブ映像の上映にも対応しています。これにより、単なる映像鑑賞に留まらず、リアルタイムのパフォーマンスや参加型コンテンツなど、表現の幅を大きく広げることが可能です。

360度映像と平面映像の自由な組み合わせ
インタラクティブに見回せる360度映像の上に、ポスターを貼るように平面映像を重ねてPIP(Picture In Picture)表示が可能です。これは、情報伝達と没入感を両立させる上で非常に有効な機能です。例えば、VR空間の中に解説パネルを表示するといった使い方が可能になり、コンテンツ制作の自由度が向上します。

短時間での設営・撤去を実現する仮設性
天井加工やアンカーが不要で、騒音を立てることなく短時間で設営・撤去が可能です。目安として、設営は約1.5時間(3人以上)、撤去は1時間未満とされています。この仮設性は、一時的なイベントや巡回展示において極めて大きなメリットであり、施工コストや時間、場所の制約を大幅に軽減します。

専用ツールでマルチプロジェクションを簡単調整
複数台のプロジェクターを使用するマルチプロジェクション構成では、投影位置やつなぎ目の調整が難しい場合があります。しかし、Panelworksでは専用ツールを用いることで、短時間かつ直感的に調整を行えます。これにより、専門知識がないユーザーでもスムーズな運用が可能となり、導入のハードルが大きく下がります。

DIY設営・撤去をサポートするガイド提供
設営・撤去手順をまとめた組み立てガイドと、システム活用に向けた運用ガイドが提供されます。これにより、外部業者に頼らずに自力で運用したいユーザーにとって、コスト削減と自立運用が可能になります。
用途に応じたオプション機能
高解像度プロジェクター、立体視投影、スマートポインターなど、利用目的に応じて機能強化が可能なオプションが用意されています。これにより、初期投資を抑えつつ、将来的なニーズの変化にも柔軟に対応できます。
コンテンツ制作とプレビューツールについて
Panelworksはディスプレイシステムとして機材・システムの提供に注力しており、コンテンツ提供や制作受託は行っていません。そのため、ユーザーは自前で映像コンテンツを用意する必要があります。しかし、お客様制作の映像上映や、360度映像・インタラクティブコンテンツと組み合わせたイベント企画、配信プラットフォーム構築のためのディスプレイ装置などとして幅広く活用できます。
導入検討時には、コンテンツのプレビューや提案時のプレゼンテーションに使える専用映像プレーヤー「Amateras Panelworks Player」が無償配布されています。これにより、導入前の不安を解消し、具体的なイメージを掴む上で役立ちます。

Amateras Panelworks Playerのダウンロードはこちらから。
https://www.orihalcon.co.jp/amateras/panelworksplayer/
想定される利用シーン
イマーシブコンテンツの上映用途に加え、展示会・セミナーでのイマーシブプレゼンテーション、ステージ/ライブ演出の映像背景など、多岐にわたるシーンでの活用が想定されます。
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VRコンテンツのデモンストレーションブース
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バーチャル工場見学、観光地PR
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展示会やセミナーでのイマーシブプレゼン
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映像を背景にしたライブステージや演劇
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飲食店舗に設営してライブスポーツ観戦
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遠隔会場でのパブリックビューイング
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イマーシブコンテンツ作品の巡回展示
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学園祭やオープンハウスで学生が教室に設営
販売・レンタルおよび実機デモンストレーション
Panelworksの機材一式(パネル式スクリーン・プロジェクター・アルミトラス・映像サーバー・2.1chスピーカー・ケーブル等)の予定販売価格は480万円(税込)からで、販売開始は来年度を予定しています。レンタル提供も開始されており、費用例は1日25万円(税込)、3日37.5万円(税込)とされています。詳細な見積もりは個別に対応されます。
製品の詳細については、以下のウェブサイトをご確認ください。
https://www.orihalcon.co.jp/panelworks/
実機デモンストレーション情報
来年度からの製品販売に先立ち、実機デモンストレーションが開催されます。
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日程: 2026年2月17日(火)・18日(水)
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会場: 中野セントラルパークカンファレンス 2B
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時間: 9:00 – 20:00(予約制)/1枠45分
会社概要
株式会社オリハルコンテクノロジーズは、東京都中野区に本社を置く企業です。代表者は代表取締役の高幣 俊之氏です。
本件に関するお問い合わせは、株式会社オリハルコンテクノロジーズ 担当:安田氏(TEL:03-6304-8356、Email:info@orihalcon.co.jp)まで。


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