野鳥観察・撮影に最適化した軽量三脚「スリック SanderlingTarsus」
株式会社ケンコー・トキナーは、野鳥観察や撮影に特化した軽量三脚「スリック SanderlingTarsus(サンダリングターサス)」を2026年4月17日に発売します。メーカー希望小売価格は48,000円(税別)です。
この新製品は、2月26日(木)から3月1日(日)までパシフィコ横浜で開催される「CP+(シーピープラス) 2026」のスリックブース(ブースNo.53)にて先行展示されます。会場では、その操作感と軽さをいち早く体験できる機会が提供されます。
公益財団法人日本野鳥の会との共同企画
「スリック SanderlingTarsus」は、公益財団法人日本野鳥の会とスリック株式会社の共同企画によって誕生しました。製品名「SanderlingTarsus」は、ミユビシギのふ蹠(ふしょ)を意味しており、野鳥に寄り添う製品コンセプトがうかがえます。
この三脚は、フィールドでの持ち運びを考慮し、22mm径カーボン4段の軽量パイプを採用しています。脚の伸縮ロックにはナット式が用いられ、スムーズな操作が可能です。

一瞬を捉える「SH-707ACフリーターン雲台」
本製品の最大の特徴は、上下・左右の動きを1本のパンハンドルで自在に調整できる「SH-707ACフリーターン雲台」を装備している点です。この雲台は長年バードウォッチャーに人気が高く、野鳥の素早い動きをしっかりと捉えるのに役立ちます。

双眼鏡やフィールドスコープ(スポッティングスコープ)を三脚アダプターで取り付けて観察する際にも対応します。また、雲台上部のカメラ台は左右にフリー回転するため、真上に近いアングルでのセットや左右の微調整にも便利です。

汎用性の高いクイックシューと安定性への配慮
クイックシューの取り付け部はアルカスイス互換を採用しており、付属のクイックシュープレートだけでなく、「KTA-Quick01 三脚ホルダー」など、アルカスイス互換に対応する様々なアクセサリーを取り付け可能です。これにより、使用する機材の幅が広がります。クイックシューには、機材のズレを防ぐためのビデオボスも装備されています。

軽量で使いやすい脚部設計
脚パイプには、お手頃価格と軽量性を両立したLCIIカーボンパイプを採用。パイプ同士が空転しないARS(Anti Rotation System)パイプであるため、下段が空転することなく、すべての段を一度に伸縮できる利便性があります。

開脚機構には「ハライチロック式」三段階開脚機構を装備。開脚ストッパーを押し込むだけで解除され、軽い力で脚先を持って開脚操作が可能です。通常開脚に加え、ミドル、ローの3段階に切り替えてセットできるため、ローポジションでの撮影や不整地での安定した設置に貢献します。

さらに、エレベーター下部にはウェイトフックが装備されており、バッグなどをぶら下げることで重心を下げ、三脚の安定性を高めることができます。軽量三脚の課題である安定性を補完する機能として役立つでしょう。

持ち運びに便利な三脚ケースも付属しており、フィールドへの携帯性をさらに向上させています。
購入を検討する読者への視点
「スリック SanderlingTarsus」は、特に野鳥観察や動く被写体の撮影において、その真価を発揮するでしょう。フリーターン雲台は直感的な操作が可能で、一瞬のシャッターチャンスを逃したくないユーザーにとって大きな利点となります。軽量カーボンパイプは移動時の負担を軽減しますが、強風下などではウェイトフックを活用して安定性を確保することが重要です。アルカスイス互換のクイックシューは、すでに同規格の機材を持つユーザーにとっては非常にスムーズな導入が期待できます。
製品の詳しい仕様については、以下の製品ページで確認できます。


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