【2025年最新】海外通信手段の主流は「レンタルWiFi」!安定性と安心感を重視する利用者の実態調査

目次

調査概要

WiFiトラベルとプラスト株式会社は共同で、海外渡航経験のある20~59歳の男女418名を対象に「海外滞在中の通信環境に関する実態調査」を実施しました。この調査は、2025年11月5日から11月10日の期間にインターネットアンケート形式で行われ、海外での通信手段、不安点、トラブル経験などが尋ねられました。

海外滞在中の通信手段は「レンタルWiFi」が最多

海外滞在中に主に利用した通信手段を尋ねたところ、「レンタルWiFi」が24.2%で最も多く、次いで「フリーWiFi」が19.4%、「モバイルデータローミング」が13.9%、「eSIM」が6.9%、「現地SIM」が4.6%という結果となりました。

海外滞在中に主に利用した通信手段

特に20代から40代の女性層では「現地で安定して使える」という理由からレンタルWiFiの支持が高い傾向が見られます。一方で、50代以上では「通信手段を利用しなかった」と回答した割合も一定数存在し、年代によって通信スタイルの違いが浮き彫りになりました。

「その他」の自由回答では、「利用していない」「通信手段がなかった」という回答が9割以上を占め、「当時はまだ携帯電話やWiFiが普及していなかった」「大昔なので通信手段自体が存在しなかった」といったコメントが寄せられました。50代後半から60代の回答者からは「スマートフォンを持っていなかった」「海外ローミングが一般的でなかった」との声もあり、世代間の通信環境の経験格差が確認されています。

フリーWiFi利用者の約3人に1人が「セキュリティに不安」

海外でフリーWiFiを利用する際に不安を感じたことがあるかという質問では、最も多かったのが「セキュリティが心配」(33.3%)でした。次に「通信速度が遅い」(22.8%)、「繋がらないことが多い」(11.2%)と続きました。

海外でフリーWiFiを利用する際の不安

「特に不安はない」と回答した人はわずか17.9%にとどまり、多くの利用者がフリーWiFiに対して何らかの不安を感じていることが明らかになりました。無料かつ手軽に利用できる一方で、安全性や使いやすさへの不満を抱える利用者が少なくない実態がうかがえます。

通信手段選びで重視されるのは「料金の安さ」と「安心感」

通信手段を選ぶ際に最も重視するポイントについては、「料金の安さ」(48.8%)が1位となりました。続いて「通信速度」(14.6%)、「設定の簡単さ」(12.2%)という結果です。

通信手段を選ぶ際に最も重視するポイント

男女別で見ると、女性は「口コミ・信頼性」や「サポート体制」を重視する傾向が高く、「安さ」よりも「安心して使えること」を重視する利用者が増えていることがわかります。特に海外滞在中の通信では、トラブル時の対応や信頼できるブランド選びを意識する層が増加しており、「コストパフォーマンス」から「安心感」への価値シフトが進んでいる様子がうかがえます。

今後の海外滞在でも「レンタルWiFi」が主流の意向

今後の海外滞在で利用したい通信手段については、「レンタルWiFi」が1位、「フリーWiFi」が2位、「eSIM」が3位という結果になりました。

今後の海外滞在で利用したい通信手段

近年eSIMの普及が進んでいるものの、「設定が簡単」「安心して使える」といった理由から、レンタルWiFiが引き続き主流であると示されています。今後は、eSIMや現地SIMなどデジタル型通信手段の利用も徐々に拡大していく一方で、“トラブル対応の安心感”を重視する層では、レンタルWiFiのニーズが根強く残ると考えられます。

海外通信トラブルの実情:「つながりにくさ」と「セキュリティ不安」

海外滞在中の通信環境で「困ったこと」や「印象に残ったエピソード」に関する自由回答では、通信速度の遅さや接続の不安定さに関する不満が最も多く挙げられました。特にホテルや観光地ではWiFi品質にばらつきがあり、「せっかくの旅行中にネットが使えない」というストレスを感じた人が目立ちます。

通信で困ったという声の例

  • 「通信できないことが多々あった」(京都府・30代女性)

  • 「繋がりづらく料金も高くついた」(大阪府・30代男性)

  • 「通信が不安定だった」(大阪府・40代男性)

  • 「通信が途中でよく途切れる」(神奈川県・50代男性)

  • 「フリーWiFiがある場所が限られ、ホテル以外はつながらなかった」(東京都・50代男性)

  • 「ホテルのWiFiが故障中で、旅行中全く使えなかった」(愛知県・50代女性)

また、レンタルWiFi利用時には「残りの日数を気にしながら使わないといけなかった」「バッテリー消費が気になる」といった利用上の不便さに関する声もありました。

セキュリティ面の不安も根強い
フリーWiFiの普及が進む一方で、セキュリティリスクへの懸念も多くの声で確認されました。特に若年層では「安定して使える通信」よりも「安全に使える通信」を重視する傾向が見られます。

  • 「フリーWiFiに接続するのは怖いので、VPNを使っている」(神奈川県・40代男性)

  • 「セキュリティが不安で、海外ではあえて通信を控えている」(大阪府・30代女性)

まとめ

今回の調査から、海外渡航経験者の多くが「安定して使える通信手段」を求めている一方で、現地のフリーWiFiに対しては依然としてセキュリティリスクへの不安を感じていることが明らかになりました。旅行や出張など、さまざまなシーンでストレスのない通信環境を求めるニーズは、今後さらに高まっていくと考えられます。

海外渡航時の通信手段選びについて、より詳しい情報や実際のサービスについては、以下のリンクから確認することができます。

出典:WiFiトラベルおよびプラスト株式会社の共同調査

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次