ランニングしながら脳を刺激?「kikippaイヤホン」が示す新しい“ながらトレーニング”の可能性

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ランニングと脳刺激を組み合わせた新しいトレーニング

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社とプロランナー・神野大地氏が主宰するランニングチーム「RETO RUNNING CLUB」は、ランニング中に40Hz変調音「ガンマ波サウンド」および対応イヤホン「kikippaイヤホン」を活用した実証実験のアンケート結果を公開しました。

この実証は、身体を動かすランニングの時間に、ガンマ波を誘引する可能性のある音「ガンマ波サウンド」を組み合わせることで、運動中の“ながら時間”を活用し、運動体験や日常生活のコンディションにどのような変化が生まれ得るかを検証するものです。

ランニングとテクノロジーの融合を示す女性ランナーのイメージ

実証結果の主なポイント

実証実験にはRETO所属のランナー22名が参加し、2025年1月13日から2月1日にかけて実施されました。その結果、以下の3つのサマリーが報告されています。

1. ランニング中の集中力向上と実装性

アンケートでは、参加者全員(100%)がランニング中にガンマ波サウンドを聴取しており、既存のトレーニング習慣に無理なく取り入れられる可能性が示されました。

また、走行前後を含む体験について、36.4%の参加者が「集中できた」と回答しており、運動時の集中状態(ゾーン)に関する前向きな初期傾向が確認されています。

2. 運動後の日常生活や仕事への好影響

運動後の状態に関する設問では、31.8%の参加者が「日常生活や仕事にも良い影響を与えたと感じた(非常にそう感じる/少しそう感じる)」と回答しました。

自由記述では、「頭がスッキリした」「デスクワークの集中力が上がった」といった声が寄せられており、運動中の音によるアプローチが、運動後のコンディションにも影響を与える可能性が示唆されています。

3. 普段音楽を聴かない層での高い効果

クロス集計の結果、普段ランニング中に音楽を取り入れていない層(5名)では、60%が「日常生活や仕事に良い影響を感じた(非常に/少し)」と回答し、全体の平均(31.8%)を大きく上回りました。

これは、娯楽としての音楽ではなく、コンディショニングの一環としての「機能音」としてガンマ波サウンドを取り入れることが、新しい選択肢となる可能性を示しています。

参加ランナーからの声

実証実験に参加したランナーからは、ポジティブなコメントが多数寄せられました。

  • 「頭の中を掃除している感覚があり、使用後にとてもスッキリした」(30代男性)

  • 「効果が実証されれば、『脳のためのサプリ』を摂取するような感覚で、今、脳に良いことをしているという気持ちで愛用したい」(30代女性)

  • 「朝ランで使用したが、その後のデスクワークの集中力が上がった」(40代女性)

プロランナーの神野大地氏も、「ガンマ波サウンドをランニングと掛け合わせることで、走る時間の価値をさらに高められる可能性を感じました。今後、効果がより明確になれば、多くのランナーにとって新しい選択肢になるのではないかと思います」とコメントしています。

「kikippaイヤホン」について

「kikippaイヤホン」は、人間の脳波の一つで、記憶や集中力に関係するとされる脳波「ガンマ波(40Hz前後)」を誘引する可能性のある音「ガンマ波サウンド」を耳から届けるワイヤレスイヤホンです。

加齢などにより弱まることが報告されているガンマ波に対し、テレビを見ながらガンマ波サウンドを届ける「kikippaスピーカー」に続き、「kikippaイヤホン」は通勤や家事、運動中など、より多様な個人の行動に寄り添う形でガンマ波サウンドを生活に取り入れられるように設計されています。

kikippaイヤホンと充電ケース

スマートフォンやSNSの普及により、多くの「ながら時間」が情報消費に費やされる現代において、耳から刺激を得るという新しい選択肢が加わることで、生活の中で自然に脳を鍛える機会を提供することを目指しています。これにより、「ながら時間で脳を鍛える」という新たな市場を切り拓くことが期待されます。

製品概要

  • 製品名: kikippa(ききっぱ)イヤホン

  • 製品種別: ワイヤレスイヤホン

  • 希望小売価格: 29,700円(税込)

今後の展望

今回の実証では、ランニングという日常的な習慣にガンマ波サウンドを“ながら”で組み込める実装性が確認され、集中力向上や仕事の効率化など、コンディショニングツールとしての初期的な可能性が示唆されました。一方で、体感には個人差があることや、装着感・聴取体験に関する改善要望も得られています。

ピクシーダストテクノロジーズは、これらのフィードバックを開発および検証設計に反映し、より長期の検証や客観的な指標も組み合わせながら、“ながらトレーニング”の価値を磨き上げていく方針です。

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